この絵本の内容紹介
人一倍繊細なキミへ だいじょーぶ、ワンとクウがいつもそばにいるよ
ある日、ゆうちゃんは夜寝る前に泣き出し、学校ではこわいと思うことが多いとワンとクウに打ち明けます。
「お友達がけんかをするのがいやなの。せんせいがすごく怒るのも不安になるんだ。
それにね、悪口を言われて傷ついているお友達を見ると、なぜか私も悲しくなっちゃうの。
みんなはへっちゃらで過ごしているのに、私は学校がこわいと思うことが多いの。みんなみたいに強くなりたいな」
そんなゆうちゃんを助けるにはどうしたらいいか、ワンとクウはあれこれ考えますが、いい方法が浮かばず空回り……
でも、ワンとクウはゆうちゃんのいいところをたくさん知っているので、そのままのゆうちゃんがいいと語りかけます。
「『子供たちをぎゅっと抱きしめる、そんな絵本が作りたい』と思い、本作が誕生しました。
ワンとクウは、私が幼い頃から大切にしていたぬいぐるみがモチーフになっています。
自分の気持ちを素直に言えなかった私にとって、ワンとクウが唯一の心の支えでした。
かつての私にとってそうだったように、ワンとクウが皆様の心のよりどころとなってもらえたら幸いです。
娘や私のようなHSC・HSPの方々が、読むとホッと一息つける、そんな絵本となりますように。」(著者より)
編集者からのコメント
自分のことを肯定して優しい言葉をかけてくれる存在に、いつもそばにいてほしい。
そんな想いにワンとクウがこたえてくれます。
HSCもHSPも、そうでない人も、本書を読めばいつも心にワンとクウのような存在を置くことができます。