この絵本の内容紹介あらすじ

絵本で考えるSDGs イルカが愛とリサイクルを体現する

ジュウは水族館のイルカです。
プラスチックごみに汚染された海で死にかけ浜辺に打ち上げられたところを水族館の人に助けられて、仲間たちと暮らしています。

ある時、なぜか遠い町の子どもたちの声が聞こえるようになったジュウ。
子どもたちのひとり、ミオくんが夜、ベッドの中でさみしくて泣いている声が聞こえてきました。
ジュウは、水族館で捨てられたペットボトルを洗って水をくみ、魔法の水に変えてミオくんのもとに飛んでいきます。
ミオくんを助けられたことがうれしくて、ジュウは困っている人たちのもとへ次々と魔法の水を届けます。

SDGsについて考えるきっかけになる、イルカのジュウの冒険物語。
第7回絵本出版賞 最優秀賞受賞作。

編集者からのコメント

人間が汚した海で死にかけたイルカが、人間に助けられ、人間を助ける……皮肉でもありますが、愛が循環する世界を描いています。
本書が、互いに助け合う、平和な世界に向かうための一助となりますように。

絵本「ペットボトルのイルカ」の一コマ
絵本「ペットボトルのイルカ」の一コマ2
絵本「ペットボトルのイルカ」の一コマ3
絵本「ペットボトルのイルカ」の一コマ4