この絵本の内容紹介
暗闇の中、絶望の淵の夢之丞が災害救助犬となるまでのストーリー。 一筋の「きぼうのひかり」奇跡の実話。
人から捨てられ、孤独と恐怖の絶望の淵にいた一匹の子犬「夢之丞(ゆめのすけ)」。
その夢之丞を救い、成長させたものは、人間たちの愛情と、仲間の犬たちとの友情、そして苦しんでいる人々を救い出したいという使命感。
この作品は、人を、自分を、信じることができない臆病で弱虫だった夢之丞が、多くの人々の愛情や、仲間の犬たちの友情に支えられ、再び信頼と勇気と希望を与えられるまでに成長した、一匹の災害救助犬の奇跡の実話をもとに作らました。
絶望のなかの一筋の「きぼうのひかり」。
今まさに困難に立ち向かう人たちや、それを応援する人すべてに届けたい「エール」ともいえる物語です。
編集者からのコメント
ただ「人になつかないから」という理由だけで殺処分されそうになった夢之丞。
恐怖と絶望の処分寸前に、ピースワンコ・ジャパンに引き取られ、災害救助犬として育成されることになりました。
この物語は、「人から捨てられた夢之丞が、成長して人を助ける災害救助犬となった」という実話をもとにしています。
人を全く信じられなかった夢之丞が、恐怖を克服し、立派に成長したその陰には、彼の成長を信じて見守る多くのスタッフの根気強い指導や愛情があったからにほかなりません。
どんなに小さくても、かけがえのない大切な命です。
命は、多くの愛を受けとることで「きぼうのひかり」となって輝き、そしてその光はまた、周囲に希望を与える存在になれるのだということを、夢之丞が教えてくれました。
ぜひ多くの人へ届けたい物語です。