この絵本の内容紹介
第9回絵本出版賞 大賞受賞! 美麗な絵、ファンタジックなストーリーに魅了される
「Dr.ヴィクター! たすけてくださーーーーーーーい!!」
「ふーむ、さて、どうしようかのう・・・そうだ、いいアイデアをおもいついたぞ!」
歯科クリニックの院長Dr.ヴィクターは きれいずきでがんばりやの助手たちと、毎日いそがしく働いています。
歯に悩みを抱える患者を、天才歯科医ヴィクターが劇的に治します!
【患者たちの声】
「前は歯並びがガタガタで笑えなくて、ひとりぼっちだったの。Dr.ヴィクターが、とってもおしゃれな矯正装置を作ってくれたから、自信をもって笑顔になれたわ」(まっくらやみのおばけの子ども エボニー)
「絵の中で、長年の歯の汚れがたまっていたのだが、ホワイトニング絵の具でまっしろな歯にしてもらった。Dr.ヴィクター、まことに感謝するぞ!」(肖像画 犬のオーギュスト)
「町のみんなの悪夢を食べる仕事でストレスがたまり、歯ぎしりがひどかったです。Dr.ヴィクターのマウスピースのおかげで、リラックスでき、すりへっていた歯がよくなりました。また仕事をがんばれています」(悪夢を食べるバク Mr. スナハラ)
Dr.ヴィクターにとって、みんなの歯の悩みを解決するのは人生の喜び。
どうやって歯を治すかは、絵本を読んでからのお楽しみ!
編集者からのコメント
まず、細密で美しい絵に圧倒されます。作風が似ていると言われるのは、美麗な絵で有名な絵本作家ショーン・タン。
ストーリーには、著者自身が二度歯の矯正をした経験が生きていて、内面まで癒やすような歯医者さんがいたら・・・という想いが裏にあります。
“はいしゃさん”に行きたくないお子さんたちにも、読んでほしい一冊です。