この絵本の内容紹介
世界を守るため、ごみを食べ続けたおおきなくじら。 その勇気がみんなを動かした!
「くるしいよ~」
「あついよ~」
とおい海と森で、生き物たちがくるしみはじめていました。
やがて海の向こうから、大きなくろいかげがやってきます。
「みんな~ぼくがみてきてあげるよ!」
あわてるどうぶつたちのところへ、大きなくじらがやってきてそう伝えると、向こうへ泳いでいきました。
くじらがたどりついた先にあったのは人間たちがくらす、まっくろなせかいでした。
そこでくじらは思いがけない行動にでます。
それは……。
わたしたちの住む世界でなにがおこっているのか?
どうすれば、地球のみんながしあわせに暮らせるのか?
わたしたちにできることは?
こどもたちと一緒に環境問題について考えることができるSDGsを題材にした、心温まる絵本です。
編集者からのコメント
ごみを食べて、ハートを降らせ、世界をよみがえらせるおおきなくじら「プウパ」。
必死にたたかうプウパをみて、生き物たちが協力します。
まず自分にできることはなにか、こどもたちに考えてもらいたい、一人ひとりの行動がやがて大きな力となって、世界を変えていく。
そんなはじまりの一冊になってほしいです。