この絵本の内容紹介あらすじ

ぼくをそだててくれて ありがとう

親ねことはぐれた こねこの「しろ」は ライオンのお母さんにめぐりあい、いっしょにくらすことに。

あたたかいご飯をもらい、家の仕事や、文字を習う。

ひとりで生きていけるようになったとき、そこには、別れと出会いがあった。

こねこのしろは、里山の村人たちと交流をしながら やがて、ひとつの道をみつける。

そのとき、しろがライオンに書いた てがみとは……

陶芸の絵付師が、独特なタッチで これまで見たことのない、こねこやライオンを描く。
濃淡の入り混じる、水彩のやわらかな世界がひろがる。

編集者からのコメント

第7回絵本出版賞応募作品で、著者と絵師が、共に作り上げた処女作です。
2人の住む里山をモチーフに描かれています。
自然と共に過ごしながら、自分の力で幸せをみつけていく、こねこの自立を描いたストーリー。

絵本「しろのてがみ」の一コマ
絵本「しろのてがみ」の一コマ2
絵本「しろのてがみ」の一コマ3
絵本「しろのてがみ」の一コマ4