この絵本の内容紹介
怒ると鬼になっちゃうパパとママ。さあ、居間で繰り広げられる大決闘の結末は?
さっきまでニコニコしていたパパなのに、ちょっとしたことがきっかけで…
「コラーーーー!」
あっという間に、恐ろしい形相の赤鬼に!
そんなお父さんの後ろには…
「えっ」
もっと怖い、青鬼になったママ!
さあ、鬼夫婦の大決闘がはじまります。
決着やいかに。
パパとママはどうなっちゃうの…?
だけど、みーんな、ちゃんと知っている、あったかーい、いつもの結末。
本から飛び出してきそうな勢いの鬼たちの姿で、明かりの灯る家のどこかで今日も繰り広げられているワンシーンをやさしく、おかしく、描いた絵本です。
編集者からのコメント
家族の争う姿って、いくつになっても胸が締め付けられるような感覚があります。
でも、そこには色んな出来事や思いがあって、答えだってひとつじゃない。
家族だから、家族でも、家族なのに……
家族はいつだってどこかきゅうくつで、うるさくて、あたたかい不完全なものなのかもしれません。
読む年齢によって、大きく見方の変わる絵本。
世代を超えて読まれてほしい物語です。