この絵本の内容紹介
サボンちゃんは、花を咲かせるために苦手なことにも挑戦します!
さぼてんのサボンちゃんにはテテンちゃんという大親友がいます。
ある日、テテンちゃんにお花が咲き、なかなかお花が咲かないサボンちゃんはテテンちゃんがうらやましくてしかたありません。
「えーん えーん えーん。私だってお花咲いてほしいのに!」
お花を咲かせたいサボンちゃんは、運動やダンスをして特訓します。
でもお花は咲かないまま。
「泳いでみるのはどう?」
テテンちゃんは水泳をすすめますが、サボンちゃんは泳ぐのが苦手。
でもあるとき、おぼれている小さい子を助けるため、サボンちゃんは勇気を出して川へ飛び込みます!
「誰にでも、苦手なことや悩みごとがあると思います。
勇気を出すのは簡単なことではないですが、絵本を読んでくれた子どもたちや大人にも、少しでも新しいことへ挑戦することの楽しさを知ってほしい、勇気や希望を持ってほしいという願いを込めて、この絵本を描きました。」(著者より)
編集者からのコメント
サボンちゃんの素直な気持ちに共感し、そのがんばりを応援したくなります。
サボンちゃんやテテンちゃんのかわいらしさの秘密は、現役保育士である著者が日ごろ接している子どもたちへのまなざしにあります。
子どもたちのさまざまな姿が、キャラクターたちに映し出されている、愛あふれる作品です。