この絵本の内容紹介
うそをついている自分が一番いやだ!
沖縄で生まれた女の子、はるは 小さなころから男の子と遊び、野球をするのが大好きだった。
けれど少しずつ 自分が他の女の子とは違うと気づき始める。
そしてとうとう、中学生になった時 鏡の中の自分に嫌悪する。
「セーラー服、気持ち悪い。最悪!」
なんで男子の制服着たらだめなの?
なんで、男として生んでくれなかったんだよ!
はるの葛藤は、だれにも言えないまま……
「生まれてこなければよかったのかな」
女の子として生まれ、男の子として生きるために はるがした決断とは……
編集者からのコメント
トランスジェンダーである、著者自らが体験した幼少期からの想いを、素直につづった絵本。
自分にうそをつかない生き方とは。