この絵本の内容紹介
小さな村に住む猫たち。ティグラは仲良しのダイナに大切なことを教えました。
色とりどりの花がさくプトゥルプトゥという小さな村に、ティグラとダイナというねこが住んでいました。
ふたりは大切なともだち。
毎朝、大きなきりかぶでまちあわせをして森へでかけます。
ティグラは自然のすばらしさを通して、ダイナに大切なことを伝えていきました。
「そっと目をとじてごらん“たいせつなもの“が見えてくるよ」
実家に二匹のねこがいて、どんな会話をしているかを想像したり、表情を観察しているうちに物語ができました。
画家オディロン・ルドンの言葉が好きで、「目に見えるものは、見えないもののために存在している」という考えがお話のテーマになっています。
―作者より