この絵本の内容紹介あらすじ

うまく話せなくてもいい ゆっくりでもいい ーー みんな ひとりぼっちじゃない

しんやくんは、みんなと話すこと、遊ぶことがにがてです。
でもひとりぼっちはとてもつらく、友だちに声をかけようとしますが、言葉がでてきません。心が「いっぱいいっぱい」になってしまった しんやくんを おばあちゃんが 見守っています……。
発達障害の子を持った著者が、その切実な体験をもとに紡ぎ出したお話に、子どもの目線から みた景色を、叙情性豊かに描いた絵を添えた感動の一冊。

著者「あとがき」より

この絵本は、私のこどものことをもとに書いています。
こどもはこの絵本の主人公のしんやくんと一緒のところが、たくさんあります。
「ADHD」や「自閉症スペクトラム」は、 少しずつ知られてきましたが、そのこどもやおとなが何を思っているのか、感じているのか、みなさんに知ってほしいのです。
みんな得意なことがあります。だけど、苦手なこともあります。
それは私たちみんな一緒です。おとなもこどもも誰もが一緒。
誰もが認め合えるような優しいきもちになってもらえたら嬉しいです。
たかみやかなえ

こどもには、その子の時間、その子の世界があって、こどもたちには、こどもたち同士の世界があるのだなぁと感じる毎日です。
この絵本のページをめくってくれたあなたが笑顔だったら嬉しいな。
おばらふうこ

絵本「こわいきもちと ちょっとのゆうき」の一コマ
絵本「こわいきもちと ちょっとのゆうき」の一コマ2
絵本「こわいきもちと ちょっとのゆうき」の一コマ3
絵本「こわいきもちと ちょっとのゆうき」の一コマ4
絵本「こわいきもちと ちょっとのゆうき」の一コマ5