この絵本の内容紹介
パナマの民俗手芸「モラ」の魅力を絵本の世界で味わえる。
「モラ」とは、鮮やかな色布を何枚も重ね、切り絵やアップリケの技法を用いて糸でかがったパナマ伝統の手芸作品。
その「モラ」の技法から生まれた本書には、他の絵本にはない手作りの温かさや愛らしさがあり、いつまでも大切に手元において、何度でも読み返したくなるような絵本です。
全然もうからない「タヌキのカナモノヤ」がうんともうかる「タヌキのフロヤ」に生まれ変わるまでのお話が、さまざまな生きものたちをとおして、生き生きと、ユーモラスに描かれています。