この絵本の内容紹介あらすじ

海ガメのくる海にも「戦争」はやってきた――

じいちゃんが、孫のハナやタロくらいの子どもだった頃。戦死した父ちゃんにかわって、母ちゃんは一日中働きとおしだった。海辺の村に空襲警報のサイレンが鳴りひびく。機銃掃射をあびて、親友のハルオが死んだ。じいちゃんは、指二本打ち砕かれたが助かった。ハルオにもらったナイフが弾からじいちゃんを守ったのだ――。