この絵本の内容紹介あらすじ

恋路島が見守ってきた、水俣の海をめぐる命の物語

水俣湾に浮かぶ恋路島はずっと水俣の海を見守っています。「魚(いお)湧く海」と呼ばれるほど豊かだった頃、チッソが垂れ流した水銀によって水俣病が起こった頃、それから何十年もかけてようやく元気な海に戻りつつある今――。恋路島が語り手となって、命めぐる海のたくましさや、海の再生に励まされる水俣の人たちの姿を、温かな水俣弁で伝える写真絵本です。