この絵本の内容紹介
風が吹いてくる、あの海のむこう、なにがあるんだろう――
わたしの家はがけのうえ。窓から海がみえる。短い夏が終わり、コタン浜の海がなまり色になると、はるかむこうから冷たい風がふいてくる。日本海に面した海辺のまちで、長い冬を吹雪に閉じ込められながら、少女は、いつも海のむこうを見つめていた。氷の花、けむる海、雪のにおい――北国の自然と暮らしを美しく描く。
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絵本
風が吹いてくる、あの海のむこう、なにがあるんだろう――
わたしの家はがけのうえ。窓から海がみえる。短い夏が終わり、コタン浜の海がなまり色になると、はるかむこうから冷たい風がふいてくる。日本海に面した海辺のまちで、長い冬を吹雪に閉じ込められながら、少女は、いつも海のむこうを見つめていた。氷の花、けむる海、雪のにおい――北国の自然と暮らしを美しく描く。