この絵本の内容紹介あらすじ

戦争によって断たれたいのちの無念と、いのちが耕す大地のかがやき

人間の心をもったとたん、「失敗だ」とセンサーを切られたロボット兵士・ロボメガリス。「家族が飢えていないか」が心配だという鉄砲をかついだ兵隊。やりをつきさした年寄りの顔がわすれられない足軽。それぞれの時代に、戦場の足手まといとされた三人の男たち。三人は出会い、麦を実らせ、最後のいのちを、人間らしく生きる。