この絵本の内容紹介あらすじ

むかし、かあさんの いうことをきかない あまがえるのこが いました。
このこは だいの へそまがり。
かあさんが なにをいっても はんたいのことばかり していたのです。
……韓国の家庭で語り継がれてきた昔話です。
「韓国出版文化大賞(2006)」、「少年韓国日報優秀賞(2005)」を受賞。

【推薦のことば】
この絵本は、「あまがえるの昔話」の本質をたいせつにしながらも、昔話特有の様式美がすばらしく生かされている。親しみのある、愛情のこもったあまがえるの絵は、人間の子どもを自然に連想させる。あらゆる点で、子どもの気持ちに寄りそった絵本といえるだろう。――ソ・ジョンオ(作家)

【訳者より】
韓国では、人にさからってばかりいる人を親しみをこめて「あまがえる」と呼ぶそうです。そのもとになったのがこの昔話です。ヤダ、ヤダ、ヤダーッ!と母さんを困らせる「あまがえるの子」はどこかのだれかさんにそっくり! あなたの家の子がえるさんに、ぜひこの絵本を読んであげてください。 ―― 池上 理恵

絵本「あまがえるさん、なぜなくの?」の一コマ