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絵本
うら通りに、小さいかさやがありました。ある雨の日、かさやは、かさもささずに、とおくをみている女の子に出会います。「なにをしているの?」とかさやがたずねると…。安房直子が紡ぐ、優しく幻想的な物語。
1943年、東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっ子』(日本児童文学者協会新人賞)『北風のわすれたハンカチ』(産経児童出版文化賞推薦)『風と木の歌』(小学館文学賞)『遠い野ばらの村』(野間児童文芸賞)『山の童話 風のローラースケート』(新美南吉児童文学賞)『花豆の煮えるまで—小夜の物語』(赤い鳥文学賞特別賞)など受賞多数。1993年、永...
1949年和歌山県生まれ。ハンガリー国立美術大学で銅版画を学ぶ。絵を手がけた本に『キリンさん』(日本絵本賞)『うさぎのくれたバレエシューズ』『ことり』『てんしちゃん』『ぽぽとクロ』『うさぎ屋のひみつ』(赤い鳥さし絵賞)などがあり、画文集に『ブダペストの夢電車』がある。