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絵本
昔から、人は山に入ると、よくあやしいものに出会ったという…。旅の途中の兄弟が、夜の山街道で出会ったあやかしの火の物語。幼い頃から、囲炉裏や竈の火に親しみ、山仕事をしてきた飯野和好が、火をあやしく描く。
1947年、埼玉県秩父生まれ。セツ・モードセミナーでイラストレーションを学ぶ。「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう』(福音館書店)で第49回小学館児童出版文学賞受賞。そのほかの作品に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『ハのハの小天狗』(ほるぷ出版)、『あくび』(文・中川ひろたか、文渓堂)、『妖怪図鑑』(文・常光徹、童心社)、『おならうた』(文・谷川俊太郎、絵本館)な...