この絵本の内容紹介あらすじ

中世ヨーロッパを代表する伝承物語の主君アーサー王。彼をとりまく円卓の騎士のなかで最も名高いランスロットについては、長じてからの武勇や王妃グウィネヴィアとの道ならぬ恋が知られるところだが、フランスのクレティアン・ド・トロワが伝説に着想を得て書いたのが、ランスロットの生い立ちや王との出会いの物語『ランスロまたは荷車の騎士』である。本書はこれを再話し、湖の妖精に育てられた数奇な運命や、その後の活躍を予感させる魅力的なランスロット像を描きだしている。

絵本「湖の騎士 ランスロット」の一コマ