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幼年童話
ある日、お母さんが交通事故で入院してしまう。父さんとにいちゃん、そしてぼくの三人は、母さんが退院するまでの三ヵ月、そうじに、料理に、せんたくに、と力をあわせる。たいへんだけど、のりこえられるさ、きっと。
1925年、埼玉県に生まれる。早稲田大学文学部卒業。在学中より童話の創作にはげみ、1953年『風信器』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。主な作品に『みえなくなったクロ』『チョコレート戦争』、日本むかし話『かもとりごんべえ』など。1980年『大石真児童文学全集』刊行。1990年没。
1940年福岡県に生まれる。絵本作家・画家。武蔵野美術大学デザイン科卒業の後、長崎の民間放送局で美術の仕事を得て8年ほど勤務。こどもの本を描きたくて30歳を越えてふたたび上京、現在に至っている。作品のほとんどは幼い男の子が主人公で、まわりに子犬やおばけ、おおらかな父親と母親、たのもしいオジサンといった構成が特徴となっている。