文・絵:石倉 欣二(いしくら きんじ)
1937年、愛媛県に生まれる。東京芸術大学工芸家卒業。工業デザイナーとして活躍の折絵本と出会い、その魅力にとりつかれ、絵本制作に専念するようになる。主な仕事に『たなばたむかし』(サンケイ児童出版文化賞美術賞)『海からきたむすめ』『雪にきえたキタキツネ』『いっすんぼうし』など多数。
作品一覧を見る原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(1805-1875)デンマークのオーデンセに、貧しい靴屋の子として生れる。小学校にもろくに通えなかったが、読書によって文学的指向が育てられた。無一文で首都コペンハーゲンに出、自費出版したユーモラスな旅行記『ホルメン運河からアマーア島東端までの徒歩旅行』が売れて文壇出世作となる。浪漫的名作『即興詩人』で世界に名声が広がり、『人魚姫』を含む第三童話集刊行以降は、近代童話の確立者としても世界に認められた。
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