この絵本の内容紹介
「おかあさん、ねむっているの?」
「はっぱの いろ あっちも こっちも かわったよ。」
木々の色づく秋、クマの子が呼びかけると、お母さんは優しく微笑み返しました。
「おかあさん、みて。おおきな あな。むしに たべられたのかな。」
クマの子が見つけたのは、穴の空いた葉っぱ。その穴を覗いた先には、お母さんの微笑む顔がありました。
「おかあさん、ふかふか。」
クマの子はお母さんが大好きです。そして、フカフカのお母さんにべったり。一方で好奇心にも溢れています。
穴の空いた枯葉に夢中になったり、虹を追いかけて野原を駆けたり……。
お母さんの温かさに安心し、新しい発見にワクワクする、クマの子の和やかな一日を描いた絵本。
ピクトブック編集部の絵本談議
クマの親子を見てると、こっちも微笑ましくなったね。親子の愛情が伝わってきたよ。
お母さんの安心感があるからこそ、子どもはのびのびと暮らせるのかもね♪