この絵本の内容紹介あらすじ

ライオンとうさんは、今日も子どもたちと散歩に出かけます。遠くから並んで走ってくるダチョウ、首が長くて不思議な姿のジェレヌク。
子どもたちはその出会いを大いに楽しみ、ライオンとうさんは温かく見守ります。

おっと、一句浮かびました。

こどもらと そよかぜまくらに ひるねかな

うん、なかなか。ライオンとうさんは、俳句をよむのが大好きなのです。

どんどん行くと、一本道がずーっとつづいて空にきえていきます。「あっちだっ!」と、みんなあっちにむかって走ります。「わ――っ、すごい!」「とうさん、空と 大地が 手を つないでる」すると、空の遠くでカミナリが。「きた―っ」「雨だーっ」「にげろーっ」「はしれーっ」雨雲が左右から押し寄せる中、雨のトンネルの先に父子が見たものとは――?

ーーあの トンネルの むこうに だれが いるの?ーー

人気のライオンシリーズ、待望の第5弾です。

編集者コメント

俳句をよむのが大好きなライオンとうさん。

「ダチョウとべ とべとべサバンナ きみは鳥」。

どのライオンシリーズでも、毎回ユーモアたっぷり。
今作でも、さんぽの途中で思い浮かぶ俳句で、ほのぼのと楽しませてくれます。

広大なサバンナをバックに、雨を待つ動物たちや、ライオンの父と子どもたちが繰り広げる物語をたっぷりと堪能してください。

絵本「ライオンのあしたのいちにち」の中面
絵本「ライオンのあしたのいちにち」の中面2