この絵本の内容紹介あらすじ

大好きな祖父が作ってくれた凧。夜空に揚げた凧を通じて亡き祖父と邂逅した少年が伝えたかったこととは? 映画のような美しい絵本。

ほら、見わたせば そこにも ここにも じいちゃんとのいとおしい思い出は 色あせることなく ぼくの中にある――
ものおきで見つけた、大好きだったじいちゃんが作ってくれた凧。
サンダル、赤い風船、釣り。
凧は揚がっては落ち、大切な思い出を少年のもとにつれてくる。
そしていつしか、天の深いところとつながって……。
凧を通して、亡きじいちゃんと邂逅した少年が伝えたかったこととは?
安東みきえが紡ぐ美しい文章を、気鋭の画家nakabanが詩情豊かに表現しました。
自分にとって大切な人の存在に改めて気づき、感謝する、そんなとっておきの一冊です。

絵本「夜空の切手」の一コマ
絵本「夜空の切手」の一コマ2