この絵本の内容紹介あらすじ

ぞうのフニフとわにのワムくんは大の仲よし。
ある日、散歩をしていたフニフは、ひらひらと舞う蝶が、ついこのあいだまであおむしだったと聞いて、ふと気になりました。
「きのうのぼくときょうのぼくって、なにがちがうのかな」。
さっそく、ワムくんに相談してみると、ワムくんは、きいちごのジャムを味見させてくれました。はじめての味に感動したフニフに、ワムくんがいいます。
「きのうのフニフはきいちごのジャムを知らなかったけど、きょうのフニフは知っているね」
「なあんだ、そんなこと」
でも、たしかにそのとおりです。
フニフはワムくんと会話をしながら、つぎつぎに「きのうとは違う自分」を発見していき……。
素敵なメッセージがつまった表題作のほか、「午後三時」「月夜」「きょうのおわりに」を収録。
ともだちっていいな、と思わせてくれる童話『ぞうのフニフとわにのワムくん』の第2弾。

【編集者コメント】
ぞうのフニフの「?」に、わにのワムくんがやさしい言葉で応える、心あたたまる童話の2作目です。
互いを思いやるやりとりが、読者を幸せな気持ちにさせてくれます。

1 きょうのフニフとあしたのフニフ
2 午後三時
3 月夜
4 きょうのおわりに

絵本「きょうのフニフとあしたのフニフ」の一コマ
絵本「きょうのフニフとあしたのフニフ」の一コマ2