この絵本の内容紹介あらすじ

おさらのうえで、おにぎりたちが話しています。「ぼくら、ぐ、いれてもらってないねんなあ」「ぐ、ほしいな。みんなでさがしにいこか」――。おにぎりたちは具になってくれる食材を求め、旅に出ることにしました。おにぎりたちは、どんな具に出会うことができたのでしょうか……? 読後、おにぎりが食べたくなる楽しい絵本。読者参加型の遊び心溢れる構成にも注目です。

【編集者コメント】
岡田さんに、おにぎりというスタンダードな食べ物を主役にして絵本を描いてもらったらどうなるんだろう……。そんな思いから始まった企画です。岡田さんが描くおにぎりには顔はありませんが、それぞれいろんな形ののりをまとっているので、それが個性的な髪形のように見えて、親近感がわきます。おにぎりたちがどうやって具たちに出会うのかは、ぜひ読んで確かめてみてください。
また、読者が参加できるページもありますので、お楽しみに。編集者としては、絵本を閉じたとき、みなさんが一体どのおにぎりを食べたくなるんだろう……、と想像するだけで、わくわくしています。