この絵本の内容紹介
今日は待ちに待ったお江戸の花火大会。早く夜にならないかと退屈していたぽんきちは、お母ちゃんに頼まれて、花火職人のお父ちゃんに夜食を届けに出かけました。すると、それを見た人たちが次々と後をついてゆき、町中が大騒ぎに! 江戸の町並みと夜空に咲く大輪の花火が夏の風情を感じさせる、たしろちさと初の和風絵本です。
【編集者コメント】
これまでの作品から洋風なイメージのあるたしろちさとさんですが、実は大の江戸好き。自ら収集した膨大な資料を元に、江戸の文化が漂う精巧な街並み、そして夜空を彩る美しい花火の情景を絵本にしてくださいました。暮れゆく江戸の空に、次々と花火が上がっていくシーンは圧巻です。