この絵本の内容紹介
さまざまなものにばけてきたタヌキは、ふと思った。「おれは、まことにタヌキであろうか」。そんなタヌキの前に現れたカラスは何事もないように言った。「おまえは今、たまたまタヌキなだけだ」。なんと……。おれは、たまたまタヌキなのか……。
絵詞(えことば)作家とシュールな画家がタッグを組んだ、ナンセンス哲学絵本。
【編集者コメント】
高畠さんのために内田さんが書き下ろした作品です。タヌキが自分の本当の姿を知るために前身をたどっていくのですが、それらは意表を突くものばかり!
そして、たどり着いたタヌキの「本当の自分」とは、一体、何なのでしょうか? 腰が抜けるほどの「驚きの結末」です!!。