この絵本の内容紹介あらすじ

こたろうくんは、保育園に入ったばかりです。朝、お母さんと別れるとき、こたろうくんは大泣きします。お母さんが大好きなのです。お母さんじゃなきゃ、ダメなんです。お昼寝のとき、こたろうくんは、「ちゃんと待っていられて、えらいね」とほめてくれるお母さんの夢を見ました…。おむかえを待つ園児の心の変化と、母子の固い絆を描きます。

【編集者コメント】
幼稚園・保育園は、集団生活の初めの一歩。子どもは、生まれて初めて、大好きなお母さんと離れて過ごします。最初は泣くこともあります。お母さんも、園で子どもが何をしているか、気になってしかたがありません。お互い園生活に慣れるまでは時間がかかります。絵本作家のひがしちからさんは、保育園で子どもたちと接する仕事をしていて、毎日繰り広げられる「送迎」のドラマを目にするうちに、この絵本が生まれました。園児とお母さんの気持ちに寄り添う絵本です。