この絵本の内容紹介あらすじ

おばけの家族が海水浴にやってきました。
「泳げないので、うきわでぷかぷかしようとおもいまして…」というと、「泳げないとは、どちらのたこさん?」と、たこおじさんが声をかけましたが、びっくり。
たことおばけをまちがえていたのです。仲良くなったおばけの家族とたこおじさん。
おばけの家族を海の中に連れて行ってあげようと、たこおじさんが「ふにゃーんふにゃーん」と海にもぐって、海中散歩しました。
今度はお礼に、おばけの家族がたこおじさんを「ふわんふわん」と空中散歩に連れ出します。
みんなでおいしいお弁当も食べました。海も空も楽しんで、たこおじさんと再会を約束して、おばけの一家は帰って行きました。
思い出がたくさんできた、夏の海の一日でした。

【ここがポイント】
・夏にぴったりの、海水浴のお話です
・おばけとたこの友情が描かれます
・空中散歩ののんびりした空気感がほほえましい

【編集者コメント】
初めてこの作品をわたなべゆういちさんからいただいたとき、「おばけが海水浴に行く」という設定に、びっくり。
おまけにこのおばけたち、「泳げない」ときました。
さらにそれを聞いたたこおじさん、「泳げないとは、どちらのたこさん?」と。
おばけとたこ、確かに似ています。
また、登場するキャラクターたちが、なんとものんびり、トボケていて、ほほえましいのです。
美しい色合いの空と海。
わたなべゆういちさんの、明るくすがすがしいタッチで描かれる夏の絵本。
今年も夏休みが来るのが楽しみになる一冊です。
ぜひ、親子で読んでみてくださいね。