この絵本の内容紹介
お口の中に、実はおばあちゃんが住んでいる?!
よくある「バイキンがやってくる」というような内容ではなく、お口の中にはおばあちゃんがいて、最初は甲斐甲斐しく歯のお世話をしてくれるというのが面白い絵本です。
おばあちゃんはとても優しくて働き者で、いつもお口をピカピカにしてくれます。たとえ歯磨きをしていない日でも、です。
だけど、汚い歯の日が毎日続くと、おばあちゃんはもう限界!ついに暴れ始めます。
こうなったら、もうおしまい。
虫歯の大合唱です。
実際の歯も同じで、たとえ一日歯磨きを忘れたからって、すぐに虫歯になるわけじゃないですよね。
それで子どもが「歯磨きしなくても大丈夫」と勘違いしてしまうこともあるでしょう。
本当は、お口の中のおばあちゃんが毎日お掃除してくれてたから虫歯になっていないけれど、おばあちゃんが「もう嫌だ!」と思ってしまうくらい汚かったら、痛い虫歯になってしまう、というのは、とっても分かりやすくて面白い視点で描かれていますね。
歯磨き嫌いで歯磨きを渋るお子さんにオススメの絵本です。
昔ながらの懐かしいタッチの絵本で、それが「おばあちゃん」ととてもマッチしているところも、この絵本のおすすめのポイントです。