この絵本の内容紹介
日照り続きに困り果てた村の衆は、村の外れに住む太鼓名人「たろう」の家に向かいます。
得意の太鼓を使って、雷神様に雨を降らせてくれるよう、お願いに向かうたろう。途中、たろうはいろんな生き物たちと太鼓で会話しながら、ついに雷神様の元へたどり着くのですが――。
「てんつく てんつく」「かっから かんから」「さんとこ さんとこ」など、和太鼓のリズムに乗りながら楽しく読める冒険絵本です。
【ここがポイント】
・思わず口にしたくなる楽しいフレーズが満載です
・後半の迫力ある展開は必見です
・読み聞かせで盛り上がること間違いなし!
【編集者コメント】
絵本作家の他に、普段は地元の小学校で和太鼓の講師もしている庄司三智子さん。
歌舞伎や日本画など、日本の伝統文化をこよなく愛する庄司さんが、今回は「和太鼓」をテーマにしたとっても楽しい絵本を作ってくださいました。
この絵本に登場するフレーズは、そのほとんどが和太鼓の「口伝」を元にしたもの。
楽しく絵本を読みながら、素晴らしい日本文化を学べる1冊にもなっています。
自分で和太鼓を打っているつもりで、ぜひ「節」を付けながら読み聞かせてあげてください。