この絵本の内容紹介
病気で入院しているおばあちゃんを、なんとか助けたいまことくんは、おばあちゃんがいつも手を合わせている観音様を持って、たった一人で病院へやってきます。
「どうか おばあちゃんを たすけてください」。まことくんは必死で祈ります。
魂のよりどころとはなにか、人を思いやるということはどういうことか――。
大切な人との別れを情感豊かに描いたお話です。
【ここがポイント】
・大切な人との別れを考えます
・繊細で美しい絵が魅力です
・神仏に手を合わせる心を育みます
【編集者コメント】
魂のよりどころとはなにか、人を思いやるということがどういうことか――」。
西本先生は、このことを感じ取ってほしいとお話をお書きくださいました。
狩野先生の繊細で美しい絵とともに、一層心に響く作品となっています。
「生と死」や「命のつながり」を親子で考えて頂ける絵本です。