この絵本の内容紹介あらすじ

おばあちゃんと一緒に年末を過ごす主人公の女の子の数日間のお話です。

商店街におせち料理の材料を買いに行ったり、年末の大掃除をしたり、ごくごく一般的な家庭の様子が描かれています。
女の子とその家族が過ごす日々が描かれている中で、おせち料理に使われる具材の持つ意味や、作り方、師走(しわす)という言葉の意味などが織り込まれてるのがポイントです。

ごまめ、なます、など、普段聞き慣れないおせち料理の名前が出てくるので、新しい発見がたくさんあります。
絵本を見た後に、おせちを食べる機会があれば、「これは何ていう料理かな?」など、伝統料理にふれる機会になりますね。

最近は、お正月におせち料理を作って食べる家庭も減ってきていますが、この絵本で「おせちってこういうもの」「昔ながらのお正月の過ごし方はこうなのよ」と教えてあげながら昔ながらのお正月を過ごされてみてはいかがでしょう。読んでいて懐かしくなるような、そんな感覚にさせてくれる絵本です。