この絵本の内容紹介
なめれおん君は、何でも舐めちゃうカメレオン。何かを舐めると、舐めた物の色に体の色が変化します。
気づくと、なめれおん君の体の色が赤くなっています。一体何を舐めたのでしょう。イチゴでしょうか。リンゴでしょうか。それともトマトでしょうか。
そのどれも不正解。なめれおん君が舐めたのは、お猿さんの赤いお尻です。
今度は、なめれおん君の体の色が黄色になっています。一体何を舐めたのでしょう。バナナでしょうか。レモンでしょうか。それともタンポポの花でしょうか。
そのどれも不正解。なめれおん君が舐めたのは、黄色いヒヨコの頭です。
そして今度は、なめれおん君の体の色は白色です。一体何を舐めたのでしょう。お砂糖でしょうか。大根でしょうか。シロクマさんの手でしょうか。
そのどれも不正解。なめれおん君は、山に登って雲を舐めたのです。
なめれおん君は、他にも桃色になったり、黒色になったり。一体何を舐めたのでしょう。
なめれおん君が舐めた物を当てるのは至難の業。だからこそ、想像するのが楽しくなります。
繰り返しの絵本ですが、読み進めるごとに想像力が掻き立てられます。次こそは当てよう、次こそは当てよう、そう思っているうちに想像力がますます高まります。