この絵本の内容紹介あらすじ

本当はお母さんに甘えたいのに、なかなかじょうずにできないの。
自分の気持ちを上手に出せる子、苦手な子、いろんな子がいていろんな気持ちの表し方があることを教えてくれる絵本です。

ピッケとポッケはねこの仲良し姉弟。
いつもおすまし顔のおねえさん・ピッケ。あまえんぼうのおとうと・ポッケ。

ポッケは自分の気持ちを素直に表現することができますが、ピッケは楽しいことがあっても、嬉しいことがあっても、いつもおすまし顔。そのかわり、表情や態度で表すかわりにしっぽがフリフリ動きます。

ある日、ママに甘えたいけど、うまくできないピッケが、ママに甘えているポッケの姿をみて家出してしまうのですが…。

自分を素直に出せない子って、これから子どもたちが成長していくなかで、たくさん出会う機会があるのではないでしょうか?

そんなとき、無理にその子を変えようとするのではなく、ピッケのしっぽをそっと見つめるポッケのように、優しく寄り添ってあげることも大事なんだと、子どもにも感じてもらえる絵本です。