この絵本の内容紹介
火はみんなの暮らしに必要なものです。でも、火は危険なものでもあります。大きな火事になってしまうこともあるのです。
では、火事になるのはどんなときでしょう。
火のそばから離れたとき、ストーブのまわりに燃える物を置いたとき、電気器具やコンセントがショートしたとき、花火の火をきちんと消していないとき、火遊びをしたとき、タバコの火をきちんと消していないときなどです。
では、火事になりそうなときはどうすればよいのでしょう。小さな火はすぐに水をかけて消します。火が大きくなってしまったときはすぐに逃げます。
では、どう逃げたらよいのでしょう。煙を吸わないように「火事だー!」と大声を出しながら、エレベーターやエスカレーターは使わずに階段で下ります。逃げられなくなったときは大きな声で助けを呼びましょう。
火事を見つけたら、電話で「119」を押して通報します。大人の人がいるときはその人に知らせます。避難するときは人を押したりせず、おしゃべりせず、忘れ物をしても取りに戻らないことが大切です。
消防車のサイレンが聞こえたら、どこかで火事が起きているということです。みんなも火事を起こさないように気を付けましょう。
火事にならないようにするにはどうすればいいか、火事になってしまったらどうすればいいか、かわいい絵でわかりやすく描かれています。「大きな火の場合は消そうとせずにすぐ逃げる」「大人の人がいれば知らせる」など、きちんと子どもの目線になっている防災絵本です。