この絵本の内容紹介あらすじ

と~っても ねむい たねちゃん・・・・・・
ふかふかの おふとんを もとめて 大ぼうけん!
身近な自然を描き 想像力をはぐくむ絵本

たねちゃんはねむくなり、心地よいベッドを探しています。「いいな」と思う場所を見つけても、そこはクマの耳だったり、サルの鼻だったり。やっとたどりついたゾウのうんちのおふとんの中で、たねちゃんは芽ぶきます。

乾 栄里子さんのメッセージ

ずいぶん前のことですが、あるとき玄関のじゃりの間から、見たことのない植物が芽を出しました。その芽を指さして、幼い息子が「あ、ぼくのスイカが芽をだしたよ!」と、それは嬉しそうに言うのです。食べたスイカの種を埋めたのだそうです。たねちゃんのお話を書きながら、そんなことを思い出して、食べたみかんとマンゴーの種を育て始めました。種が芽を出して育っていくのを見るのは、生命力が感じられて楽しいものです。

絵本「たねちゃん」の中面
絵本「たねちゃん」の中面2
絵本「たねちゃん」の中面3