この絵本の内容紹介
ここは心の畑。たくさんの種が蒔かれています。
この畑をパトロールしているのは、ジャガイモの『ぽてっとちゃん』とアスパラガスの『がすぱす』です。
ふたりは畑をパトロールしている途中、あることに気づきました。
いつもなら芽が出ているはずの畑ですが、まだ芽が出ていないのです。
「どうしたのかなぁ?」
ふたりは心配になりますが、パトロールを続けます。
今度は隣の畑をパトロール。虹の滑り台を滑って向かいます。
隣の畑では雲がぷかぷかと泳いでいます。そして、その雲の中から大きなイモムシが現れました。
イモムシは雲から雲へと飛び移り、最後は雲から地面へと飛び降りました。そして、イモムシとぽてっとちゃん達は出会いました。
それ以来、畑の仲間達とイモムシはあっという間に仲良くなり、楽しく遊ぶようになりました。
いつもニコニコ笑っているイモムシは『わらいもむし』というニックネームも付きました。
ところがある日、わらいもむしの体調に異変が起きました。話しかけても返事がなく、具合が悪そうに横たわっているのです。ニコニコと笑うこともありません。
そこへ偶然通りかかったのがダイコンのだいこんまん。わらいもむしを心配して近づいてみると……。