この絵本の内容紹介あらすじ

芥川龍之介と肩をならべた文豪、吉田絃二郎の原作を絵本化。
黄色い衣の旅人の正体は?

お城の町から少し離れた田舎にコビールという大工さんが住んでいました。正直な男でしたが勉強ができなくて、みんなはコビールのことをばかにしていました。七月の満月の夜でした。コビールは夜遅くまで働いていました。その時、風のように静かな不思議な足音を聞きました。コビールがドアを開けると、衣を着た旅の男が立っていました。「何と品のある人だろう。」その人の正体は……。