この絵本の内容紹介あらすじ

「おかあさん」と過ごした春、夏、秋、冬─
やさしくも哀愁漂う絵が描き出す幻想奇譚。

じいちゃが亡くなった冬。独り飢え、死へと向かっていく「ぼく」のもとへ帰ってきてくれたのは……。生まれてすぐに、遠いところへいったはずの「おかあさん」と過ごした春、夏、秋、冬──やさしくも哀愁漂う絵で描き出す幻想奇譚。ぼくは光る赤いみの木のえだをおはかにさしたら、じいちゃが生きかえるかもしれないとおもいました。(本文より)