この絵本の内容紹介あらすじ

宮沢賢治の短編童話「黒ぶどう」と「みじかい木ぺん」の2編を絵本で楽しむ。

ずる賢い赤狐が仔牛を誘ってあるお屋敷に忍び込む「黒ぶどう」。大切に使っていた木ぺん(鉛筆)を友だちになくされたキッコは、学校からの帰り道に出会った老人から不思議な木ぺんをもらう「みじかい木ぺん」(未完の作品)。宮沢賢治の数ある作品の中でも、一般的にあまり知られていない短編童話2編に、愛らしく味わい深い絵を添えました。絵本として楽しめるのはおそらく本書だけ。