この絵本の内容紹介あらすじ

伊江島に伝わる民話と史実をもとにした絵本。
精霊キジムナーが「命こそ宝」を祈ります。

沖縄諸島の伝承に登場するガジュマルの樹林に棲む精霊キジムナー。そんなキジムナーを語り手に、沖縄言葉を交え、太平洋戦争の舞台ともなった伊江島で実際に起きた事件に触れながら命の大切さを伝える。1000年という長きにわたる物語の中で「今」という現実とのつながりを感じさせながら、地方の文化や忘れてはならない歴史、命の尊さについて考えさせる作品。