この絵本の内容紹介あらすじ

立山のふもとの在りし日の風景。
今の厳しい時代を生きていく人々にエールを送る絵本。

そんなに昔でもないけれど、まだ学校の校舎が木造だったころ、ふもとの村に墨と雪という女の子が住んでいました。ある年の冬、例年にも増して大雪が降った3学期の始業式の日、二人は学校まで雪の中を歩くことにしました、その日行われる「書初め大会」のために……。目の前に立ちはだかる困難を乗り越える気力が、その後の生きる力になる──そう教えてくれる絵本。