条件検索
絵本
“早く芽を出せ、カキのたね。”さるにだまされた、かにのかたきをとるために……。おなじみのさるかにのものがたり絵本です。
1926年 東京都に生まれる。本名・美代子。17歳のときに、はじめて童話『とかげのぼうや』を執筆。1946年 坪田譲治と出会い、その後師事する。1951年 『貝になった子供』(あかね書房)を出版。1955年 瀬川拓男と結婚。夫と共に民話採訪を行ううちに、「民話」にひそむ民衆の思いに関心を寄せるようになる。信州に伝わる小泉小太郎伝説などをもとにして書いた『龍の子太郎』(1960年・講談社)が国際アンデルセン賞優良賞(1962年)...
昭和後期–平成時代の版画家・切り絵画家。大正10年4月1日生まれ。平成21年5月16日没。88歳。茨城県出身。石岡農学校(現石岡一高)卒。第二次大戦後に木版画家として独立し後に切り絵に転じる。昭和44年から9年間、朝日新聞・日曜版に農村をテーマとした「きりえ」を連載。読者より絶大な支持を得て一躍切絵の第一人者となる。絵本作品では斎藤隆介(りゅうすけ)の短編に絵をつけた『八郎(1967)』『三コ(1969)』『花さき山(1969)』などが...