この絵本の内容紹介
フランス人のルイ・ブライユは、5歳のときに失明しました。
ルイは、とても頭のいい少年で、目の見える人と同じように生活する決心をします。
そして、ルイがいちばんやりたかったことは、本を読むことでした。
けれどそのころ、パリにある目の見えない人のための盲学校にさえ、ルイが読む本はありませんでした。
1824年、ルイは15歳のときにひとりで、文字を書く方法を発明しました―6この点をゆびでさわって読む、まったく新しい文字を書く方法、それが「点字」だったのです。
世界中の目の見えない人が本を読むことを可能にした、このおどろくべき若き発明家ルイ・ブライユの感動的な物語が絵本になりました。