この絵本の内容紹介あらすじ

戦争の爆撃で町も図書館も燃えてしまった。
民族について書かれた大切な本を守って、ピーターとお父さんは町を離れた。

お父さんは、ピーターに語った。
「この本には、ぼくらをうんでくれた人びとのこと、おばあちゃんのおばあちゃんのこと、おじいちゃんのおじいちゃんのことが書いてある。
どこからきたか、それは金よりも銀よりも、宝石よりもずっとだいじなんだ」

民族、国の大事な物、誇りとは何なのか。戦争で失われたもの、守ったものを考えさせる絵本。

絵本「この本をかくして」の一コマ
絵本「この本をかくして」の一コマ2