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紀国坂にはむじなが出る。ある晩、男が坂を歩いていると、女がかがんで泣いていた。「どうされました?」泣き続けた女は、着物のそでをおろし、そっと自分の顔をなでた。
小泉八雲を絵本でたのしむ。八雲えほんシリーズの1作。
1978年、岐阜県生まれ。東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。2003年、『ぼく・わたし』(絵本館)で絵本作家デビュー。主な作品に『チーター大セール』『でっこりぼっこり』(いずれも絵本館)、『だるまだ!』『カッパのあいさつ』(いずれも長崎出版)、『クリスマスのきせき』(岩崎書店)、『はたらくんジャー』(文・木坂涼、フレーベル館)、『せきとりしりとり』(文・サトシン、文溪堂)などがある。
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年『幻想文学』を創刊し、2003年まで編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集長。2011年著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。編纂書に『文豪怪談傑作選』『てのひら怪談』『稲生モノノケ大全』ほか多数がある。