この絵本の内容紹介
秋のおわり、雪虫は森から街まで、あらゆるいきものたちに冬の訪れを知らせにゆきます。
ある一匹の雪虫も、りすやくまのおやこたちのところへ伝えに行きますが、もうすでに知っていたようです。
せっかくきたのに…と落ち込む雪虫。しかし街につくと子どもたちが見つけてくれました。
そのとき、ある奇跡が…。
雪虫は北海道・東北地方で主に見られる虫で、アブラムシの仲間です。白くて、ゆっくりふわりと雪が舞うように飛ぶため、「雪虫」と呼ばれるようになったそう。
神秘的な雪虫を、鮮やかな季節の移り変わりと共に優しく描きます。